「すみません。別れたいって言ったら半狂乱になって・・・。」
「何で殺すとか言われたんだよ?」
「分かりません。」
「妊娠でもさせたわけ・・?」
「違いますよぉ。真帆さんが、好きなふりをして優しいふりをして私を使ったのねぇーとか言って、それから・・・ブチ切れて。」
「ああ、最悪の展開!何でクリスマスの日に振るんだ。」
「ごめんなさい。もう僕いっぱい、いっぱいになっちゃって。」
「冗談になってないかもしれない。8年くらい前にクリスマスの次の日に俺が朝帰りしたら、失踪したし。
後で聞いたら自殺未遂した・・とか言ってた。」
TAKAがおろおろして言った。
TAKAさんのほうがもっとひどいじゃないですか・・・としんちゃんは思ったが、それは言わないことにした。
「でも失踪中に男を見つけて暮らしていたな。お母さんがそいつが既婚者って調べて、それっきりになったけど・・・。」
TAKAが思い出した。
「僕には真帆さんが理解できない。」
しんちゃんが泣きそうな声で言った。
「ちょっと電話して、家に行ってくる。」
TAKAが動揺して言った。
「すみません。すみません。」
しんちゃんが謝った。