碧いラフレシアの花 その855 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「すみません。別れたいって言ったら半狂乱になって・・・。」


「何で殺すとか言われたんだよ?」


「分かりません。」


「妊娠でもさせたわけ・・?」


「違いますよぉ。真帆さんが、好きなふりをして優しいふりをして私を使ったのねぇーとか言って、それから・・・ブチ切れて。」


「ああ、最悪の展開!何でクリスマスの日に振るんだ。」


「ごめんなさい。もう僕いっぱい、いっぱいになっちゃって。」


「冗談になってないかもしれない。8年くらい前にクリスマスの次の日に俺が朝帰りしたら、失踪したし。

後で聞いたら自殺未遂した・・とか言ってた。」


TAKAがおろおろして言った。





TAKAさんのほうがもっとひどいじゃないですか・・・としんちゃんは思ったが、それは言わないことにした。




「でも失踪中に男を見つけて暮らしていたな。お母さんがそいつが既婚者って調べて、それっきりになったけど・・・。」


TAKAが思い出した。



「僕には真帆さんが理解できない。」


しんちゃんが泣きそうな声で言った。




「ちょっと電話して、家に行ってくる。」


TAKAが動揺して言った。




「すみません。すみません。」



しんちゃんが謝った。