しんちゃんはTAKAは誰か女と暮らしているのだろうか…とふと、思った。
でもそれについては聞かないことにした。
「離婚届けが郵送されたので、真帆さん死にそうな顔してましたよ。」
「そんなことまでお前、相談されてるのか?もう真帆の面倒を見たらどうだ?」
「いや、真帆さんが好きなのはTAKAさんですよ。」
「好きったって…好きなだけじゃさあ。」
TAKAが馬鹿にしたように言った。
「すぐには離婚しないよ。あれは警告だ。時間が来たら真帆のハンコも押してもらおうけどね。」
「冷たくないですか?」
「真帆と絵里奈とお母さんを道連れにして破産するつもりはないよ。家を全部やって俺だけ身を引くのは冷たいか?」
「結局離婚でも、顔を見せて話し合ってあげてください。」
「しんちゃん。真帆は残念だけど・・・真帆は治らないんだよ。俺と付き合う前から、高校の時から拒食症だ。俺は医者じゃない。」
「なんかドラックもやってそうで、今度こそは死ぬんじゃないかと・・・。心配です。」
「もう仕様がねえだろう。真帆が死んだら、真帆のお母さんが絵里奈の面倒を見るんだろう。そのほうが子供にも養育費次第でマメに会わせてくれそうでいいかも・・・。」
「それ・・ひどいと思います。」
「俺はできるだけの事はしたよ。勝手に一人でおかしくなって股までゆるいんだ。面倒見きれないよ。」
「いや、真帆さんは結構純粋な子だし・・・別れるにしても・・・全部見捨てないでください。」
「絵里奈の幼稚園受験までは捨てないよ。あんな骨川筋子じゃ、面接でいい迷惑だけどさ。」
「・・・・・・・・。」