碧いラフレシアの花 その788 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「青木君は割と早く芽が出て業界が長いから足を洗うの大変。それと若いときにかわいい子にちやほやされたから、普通の結婚してもズレちゃうんだと思うよ。」


中村さんが言った。



「KENちゃんが工務店の親父かー。昔、TAKAのバンドを首になって工務店やってる実家に帰ったら、酒ばかり飲んでプー太郎で、粗大ごみ扱いだったみたいよ。今度はできるのかな?」


乱人君が言った。



「いろいろ音楽の同業者を見てて思うけど、青木君のタイプが一番・・・苦しむタイプ。年をとるときつくなる。」


中村さんが言った。







「今まで付き合ったことがないタイプの女とつきあえばいいんだ。おかめ納豆を熱く勧める。」


かなり酔っぱらったローディーが言った。


「ああ・・そうかもね・・。工務店の同業者で、仕事が分かってるから青木君を支えてくれるかもね。」


中村さんが言った。


「また浮気するよ。KENちゃんは。付き合う女が死んだり、死に損なったり、逃げたり・・・。結婚に向いていないよ。」


乱人君が言った。








「私が結婚してあげるのに。」


膝枕をしているU子さんが言った。




「KENちゃんは女を不幸にするよ。やめな。」


乱人君が言った。