「向こうはアンタの写真を見て気に入ったんだよ。」
お母さんがたたみかけるように言った。
そのおかめ納豆はKENちゃんのお父さんの取引先の姪だと判明した。
「どうしてそうまでして結婚しなきゃいけないんだ。」
「あんた、勝手に出来ちゃった結婚して、妻は死んじゃって、子供の面倒を年寄りの両親に押し付けて・・・。」
KENちゃんの顔がこわばった。
「あんたは女を見る目がないから、お見合いのほうがいいよ。」
そういえば歌手の相田美穂も変な死に方をした。
そういえば美穂も元々TAKAのファンだった。
いつもKENちゃんはTAKAのおこぼれを貰っていた。
唯一自分で選んだ妻との結婚生活は地獄だった。
「ちょっと考えさせてくれ・・。」
KENちゃんが逃げるように言った。