碧いラフレシアの花 その769 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「向こうはアンタの写真を見て気に入ったんだよ。」

お母さんがたたみかけるように言った。


そのおかめ納豆はKENちゃんのお父さんの取引先の姪だと判明した。


「どうしてそうまでして結婚しなきゃいけないんだ。」

「あんた、勝手に出来ちゃった結婚して、妻は死んじゃって、子供の面倒を年寄りの両親に押し付けて・・・。」


KENちゃんの顔がこわばった。


「あんたは女を見る目がないから、お見合いのほうがいいよ。」


そういえば歌手の相田美穂も変な死に方をした。

そういえば美穂も元々TAKAのファンだった。

いつもKENちゃんはTAKAのおこぼれを貰っていた。


唯一自分で選んだ妻との結婚生活は地獄だった。


「ちょっと考えさせてくれ・・。」


KENちゃんが逃げるように言った。