碧いラフレシアの花 その734 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



酔っ払ったTAKAが深夜帰宅した。


真帆が起き出してきた。




服を着替える前にTAKAが真帆を抱いた。

まだこんなに太っても自分なんか相手にしてくれるんだ・・・と真帆は嬉しくなった。



「太っちゃってごめんね。電車で週刊誌の広告見た?私のコト書いてあるの・・。」

「ああ、2段顎ってやつか。気にしてないから。」

TAKAが割りとさっぱり言ったので真帆は嬉しくなった。


「足ばっかり引っ張ってゴメンね。ここ2ヶ月、もう食欲が止まらないよ。スーパーでうつむいて大根選んでる所を写真撮られたんだよ。ひどいよ。うつむけば誰でも2段顎になるのに。」

真帆がぐずぐず泣き出した。

「もう外に出れない。」

TAKAが困った顔をして真帆をなだめはじめた。


「俺、生まれてから太った女の子とやった事がないから何か太ってる子が新鮮だよ。」

と面倒くさそうに言った後、TAKAはシマッタ!・・と思った。

TAKAは酔っていた。