碧いラフレシアの花 その708 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代







秋の終わり頃からナンシーがよそよそしくなった。


KENちゃんは焦った。


やっぱり若い子だからそんなに好きにはなってくれないのかな・・・・?

こんな狭いアパートで女と雑魚寝の甲斐性なし男だから引いてるのかな・・・?




KENちゃんはまだナンシーと入籍はしていなかった。




カレンダーを見ながら

KENちゃんは大安の日をチェックした。


大安吉日に結婚届を出したかった。


「ナンシー、さ来週の火曜日に結婚届けを出そう。」

KENちゃんがナンシーに話しかけた。


「え・・、ちょっと待ってくれ。」

ナンシーが男言葉の日本語で答えた。


「何で?縁起がいい日に結婚しよう。」

「エンギ???」

「ラッキーな日に結婚しよう。」

KENちゃんがカレンダーを指ではじいた。



KENちゃんはナンシーを逃したくなかった。