秋の終わり頃からナンシーがよそよそしくなった。
KENちゃんは焦った。
やっぱり若い子だからそんなに好きにはなってくれないのかな・・・・?
こんな狭いアパートで女と雑魚寝の甲斐性なし男だから引いてるのかな・・・?
KENちゃんはまだナンシーと入籍はしていなかった。
カレンダーを見ながら
KENちゃんは大安の日をチェックした。
大安吉日に結婚届を出したかった。
「ナンシー、さ来週の火曜日に結婚届けを出そう。」
KENちゃんがナンシーに話しかけた。
「え・・、ちょっと待ってくれ。」
ナンシーが男言葉の日本語で答えた。
「何で?縁起がいい日に結婚しよう。」
「エンギ???」
「ラッキーな日に結婚しよう。」
KENちゃんがカレンダーを指ではじいた。
KENちゃんはナンシーを逃したくなかった。