あの6年前の腐ったクリスマスから
不思議な道筋を辿って
世間でいう家族が出来た。
お母さんが絵里奈をおんぶしてTAKAと真帆の後ろを歩いた。
白い砂利道から乾いた砂埃が起きた。
冬の冷たい風が吹いていた。
TAKAが真帆の腰に手を回した。
「昨日は・・なんだか知らないけど楽しかったよ。」
「何したっけ・・?」
「アレをしたろう。」
「ああ・・アレか。」
「ドラックやりてーな。アレとドラック一緒にやりたい。」TAKAがぼやいた。
「もう有名だからやめたほうがいいよ。すぐにバレるよ。」
「6年前のクリスマスから付き合い始めたよね?俺ら?」
「そうだね。腐ってたよね。」
「腐ってたけど・・・なんだか知らないけど楽しかったよ。」TAKAが嬉しそうに思い出した。
「もうTAKAのいない人生が欲しいよ。」
「何だそりゃ。」
「18で喰われてから心が休まった日がないよ。普通の人が良かった。」
「普通の男なんか逃げるだろう?」
TAKAが冷笑して言った。
TAKAが6年前のクリスマスを思い出した。
「せっかくクスリやってるんだから・・・一緒に気持ちよくなろうよ・・真帆・・。」
TAKAが真帆の中に指を入れてきた。
気持ちよくて真帆が泣きそうな声を出した。
「我慢は体に悪いよ・・真帆・・・入れるよ。」
TAKAの息づかいが荒くなった。
TAKAが真帆の後ろの穴に入れてきた。
「いやぁぁぁ・・・。違うよ、そこは・・違うよ・・・。」
「ごめんね。我慢して・・・。」
クスリのせいか真帆が気持ちよくなってそのままイッた。
TAKAもそのままイッた。
血が出たのでTAKAがしばらくティシュで押さえた。
TAKAが6年前のクリスマスを思い出しながら真帆の手をぎゅっと強く握った。
「ってか、俺らはお互いに他の相手を探すのは大変なタイプだぞ。続いてるのは合ってるからだよ。はっきり言って俺は続いた女なんかおまえだけだった。」
お母さんが後ろから2人の様子を見て、TAKAちゃんはあんな駄目奥さんの真帆でも好きなんだね・・とホロリとした。
早く次の子供を産ませないとね・・と心の中でつぶやいた。
「ポン中だったときみたいに痩せてきてるぞ。不安になる。医者に行けよ。」
「別に何処も悪くないよ。」
「またTVの豪邸特集の第2弾の撮影の話があるんだけど・・・。これじゃ、奥さん具合が悪いのかとみんな心配しちゃうよ。」
「それ、やだよ。もう出ない。」
「出ろよ。宣伝になるんだから。」
「TAKAとは職種が違う。」
「お前事務所の社長の奥さんなのに新年会とか亡年会とか全部ブッチしてるよな?」
「TAKAがプロデュースしてるセクシーユニットと酒飲んでも面白くないよ。」
「妬いてるのか?」
「全然。」
もうTAKAの仕事にも真帆は全然興味がなかった。
「旦那の仕事には協力しねーわ、飯は炊かないわ、子供には好かれてないわ、気分で骨皮筋子になるわ・・で・・・・お前、もういい加減にしろよ、真帆。」
ついでにKENちゃんと浮気もしてたよ・・・。
最低の妻だよ・・・・。
真帆は心の中で思った。