碧いラフレシアの花 その644 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



「真帆は計算がなくていい子なんだ。貧乏してた頃のTAKAにもいいように使われていたんだけど、別に怒るわけでもなしで・・・。じゃあ、俺が・・とかすっかりその気になった。いい子だからあんな問題が起こらなければ自分も結婚したかった。」


「青木君NG。NGの色ボケ。」

中村さんが呆れたように言った。

「色ボケなのかな?なんかやらしくて可愛いんだ。」


中村さんが吹きだした。


「君が女運悪いのは選択肢が悪いからだと思うヨ。」

「それ乱人君にも言われた。ついていけないって・・・・。」


「早く別れろよ。変に知り合いだから時間の問題で足がつくよ。」

「そう思っているうちにずるずるだよ。」

「飼う気がない猫に餌を与えているようなもんだぞ。そのうち問題の数が増えて大変なことになるぞ。」

「分かってるよ。」

「やっぱ人生で捨てなきゃいけないものってあるよ。息子さんのためにも賢くなれよ。」

「・・・・・・・。」