「旦那さん、もう気がついてるんじゃないの?」
「何か、一回不倫で最初に抱いた後、ちょっと俺が真帆に冷たくしたら・・沢田隆章が俺の働いてるコンビニに来たよ。勘付いているのかな?真帆は繊細だからもて遊ぶなみたいな事を言って帰った。」
「繊細なの?」
「繊細みたい。真帆の親父が精神分裂症だったから、真帆も繊細で最近よく食ってないから、手を出すなみたいな事を言われた。」
「もう、やめたら?青木君。恐ろしいよ。」
「そう思って、一回寝た事は知らばっくれて、分かった・・って答えた。絶対に不倫は認めなかった。・・というか、TAKAは妻を信じていた。」
「すぐにそんな不倫はやめたほうがいいよ。」
「そう思ってたし、それから連絡が真帆からはなかった。でも、なんか付き合い長かったから、俺も真帆が心配になって会いたくなってきた。」
「駄目!駄目!青木君はもう全然駄目!」中村さんがゲキを飛ばした。
「その後何故か真帆から連絡があって・・1ヵ月に一回くらい二人でしてる。ずるずる。」
「沢田隆章なんか億万長者なんだから、帝国探偵社でも顧問弁護士でも何でも出てくるよ。慰謝料とか請求されたらどうするの?」
「請求されても、俺には支払い能力がないから、裁判所も見逃がしてくれそう。」KENちゃんが言った。
「ああ、そうだな。訴え損だなぁ。」中村さんが笑った。