「いや・・。人の物だからよく見えるだけで・・別に全然良くないよ。」
「あたしみたいのから見れば、TAKAさんみたいな人と結婚できたら夢みたいだけど。」
「君ぐらいの年の頃はただの駄目ロッカーだったよ。ここ最近の儲け方がちょっと違うから、よく見えるだけだよ。」
「どうして覚せい剤やって、体売ったような奥さんと結婚しようと思ったの?別に子供が出来たから結婚とかじゃなかったよね?」
「別にクスリやらなくて体売らなくて、嫌な女なんかいっぱいいるし・・・。あんまりそういう子に偏見ないから。」
「いいなぁ。奥さん。」
「いや、よくもないでしょ。いまだにお前が捨てたKENちゃんに何だか知らないけど未練たらたらだよ、俺の奥さんは。」
「えー?奥さんの価値観がよく分からないよ、私には。」
「kENちゃんはヤク中とか受け付けないから、真帆は捨てられて、KENちゃんは元ミス青山と結婚しちゃったよ。でもオチが家庭内暴力と浮気と自殺だったけどね。まあ、人の価値観はそれぞれで・・。美穂ちゃんの過去ごと受け止めてくれる男を探せばいいんじゃないの?それでもいいっていう奴と付き合えよ。バレたらバレたでもういいじゃないか。」
「ねえ、TAKAさん2号さん募集してる?」
美穂が泣き笑いしながら聞いた。
「してない。もうおっさんだから、そういうのは全然募集してない。」
TAKAが苦笑しながら答えた。