「差・・。うーん。根本が違う・・んだよね。」
「どういう風に違うの?怒らないから教えて。」
「えー、真帆・・早坂先生が18歳の時は、極貧で売れないTAKAちゃんが大好きだったよ。何か価値観が違うんだよね。」
「・・・・・・。」
「ごめんね。あんまり打算がある子は好きじゃない。」
「打算・・かな・・?」
「うん、社長を使って儲けようと思って、今は社長にポン引きされて搾取されてる。何か憐れ。使うつもりが結局オヤジに使われてる。」
美穂の目からみるみる涙が溢れた。
「それでも・・私はTAKAさんの事が好きなんだよ。」
「俺に金がなかったらおまえ嫌だろ?そういうノリが苦手。」
「そんなことないもん。本当に好きだもん。」
TAKAがさっさと車を発車させた。
美穂がうつむいて泣きながらマンションの階段に向かっていくのがTAKAから見えた。
本当に悲しそうに泣いているのでTAKAがびっくりした。