その後新年会でTAKAは美穂の隣に座った。
真帆は「出席したくない。」と頑固に新年会出席をこばんだ。
「TAKAさん、最初会った時凄く冷たかったよね。」
美穂が甘えるように言った。
「最初って3年前くらい?」
「うん。」
「オボコ顔で田舎から出てきて足が太かったからじゃないの?」
「ひどいっ!」
美穂がTAKAの肩を叩いた。
それから何故か美穂がTAKAにビールを注ぎだした。
社長はそこにいなかった。
「ずっとこの事務所にいるつもり?」
美穂が聞いてきた。
「ずっとなんかいないよ。事務所の商品に曲渡して儲けて、実績あげたら自分の事務所でプロデューサーやるよ。そうすればポン引きなしだし。」
「そうよね。ポン引きよね・・・。」
美穂は酔っ払っていた。
「お前はこの事務所にいたほうがいいんじゃないの?あの人に恩があるんだろ?」
TAKAがにやにや意地悪そうに笑って言った。
美穂が悲しそうな顔をした。