碧いラフレシアの花 その581 社長とTAKAと美穂 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



正月明けに新幹線の改札の所でTAKAは自分の事務所の社長を見た。


TAKAが挨拶をしたら社長が困った顔をして会釈した。


何故か社長はサングラスをかけていた。服装がラフだった。



大きなボストンバックを持っていたので小旅行かと思った。

「お出かけですか?」と聞いてみた。

「ああ、ちょっと。」と社長が答えた。


社長の後ろに相田美穂がサングラスをかけて隠れるようにして立っていた。


TAKAが「それじゃ・・。」と言ってその場を逃げるように離れた。


美穂も大きなボストンバックを持っていた。






何だ不倫旅行か・・。

TAKAが苦笑した。









次の日に社長に「美穂との事は黙っていてね。分かるよね?」とTAKAが念を押された。

「あ・・はい。」とTAKAが答えた。


「美穂は君の曲を気に入ってるよ。」と社長が言った。

「ありがとうございます。」とやる気なくTAKAが答えた。





そんなのもうとっくに噂になってるのに・・とTAKAは思った。