碧いラフレシアの花 その576 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


家に着いたときには二人とも疲れ果てて

そのまま泥のように眠った。



その間、赤ちゃんの世話はお母さんがしてくれていた。





午後2時ごろに二人で目が覚めた。



目が覚める前に真帆は夢を見ていた。



23歳のクリスマスの後、青函連絡船に乗って函館に失踪した頃の自分が夢に出てきた。


あれは4年前で


4年前に自分は自殺未遂を一回したことを思い出した。




自分は既に二回死んでるんだ・・・。


一回目は23歳のクリスマスの後に失踪してやった自殺未遂。

二回目は24歳のクリスマスにLSDで死にかけたアクシデント。



25歳のクリスマスに入籍して

26歳のクリスマスにTAKAの子供を授かっている。



次の28歳のクリスマスまで


自分は生きているんだろうか・・・。




TAKAが寝ぼけた顔で「真帆、明けましておめでとう。」と言った。

「おめでとう。」と真帆が返した。


TAKAが後ろから抱きしめながら「お前が5年も前に別れた男の事で夫婦喧嘩をするのはおかしいよ。」と真帆に言った。

「不謹慎なんだよ。いちいち言動がむかつく。」真帆が言い返した。

「冗談なのに、いちいち怒らないでくれよ。」とTAKAが言った。