家に着いたときには二人とも疲れ果てて
そのまま泥のように眠った。
その間、赤ちゃんの世話はお母さんがしてくれていた。
午後2時ごろに二人で目が覚めた。
目が覚める前に真帆は夢を見ていた。
23歳のクリスマスの後、青函連絡船に乗って函館に失踪した頃の自分が夢に出てきた。
あれは4年前で
4年前に自分は自殺未遂を一回したことを思い出した。
自分は既に二回死んでるんだ・・・。
一回目は23歳のクリスマスの後に失踪してやった自殺未遂。
二回目は24歳のクリスマスにLSDで死にかけたアクシデント。
25歳のクリスマスに入籍して
26歳のクリスマスにTAKAの子供を授かっている。
次の28歳のクリスマスまで
自分は生きているんだろうか・・・。
TAKAが寝ぼけた顔で「真帆、明けましておめでとう。」と言った。
「おめでとう。」と真帆が返した。
TAKAが後ろから抱きしめながら「お前が5年も前に別れた男の事で夫婦喧嘩をするのはおかしいよ。」と真帆に言った。
「不謹慎なんだよ。いちいち言動がむかつく。」真帆が言い返した。
「冗談なのに、いちいち怒らないでくれよ。」とTAKAが言った。