その日の午後6時にKENちゃんはちゃんとヒゲも剃って駅の改札に向かった。
黒いボディコンを着ている女の子、香子ちゃんを発見した。
質の悪さに涙が出そうだった。
この時
一般人として
生きる苦しさ
ロッカーから
普通のおじさんとして生きる
難しさを
瞬間に語った。
女の子は相田美穂とは全く似ていなかった。
こんなウソをついてまで金が欲しいのか?と怒りさえKENちゃんは感じた。
香子ちゃんは不細工だ・・。
KENちゃんはこの子だけはパスしようと思った。
香子ちゃんがにっこりとKENちゃんに笑いかけた。
「あんまり好みじゃないから3万円くれる?」
かっこよくなくてゴメンね・・とKENちゃんはむかついて来た。