碧いラフレシアの花 その561 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



その日の午後6時にKENちゃんはちゃんとヒゲも剃って駅の改札に向かった。


黒いボディコンを着ている女の子、香子ちゃんを発見した。



質の悪さに涙が出そうだった。



この時


一般人として


生きる苦しさ



ロッカーから


普通のおじさんとして生きる


難しさを


瞬間に語った。



女の子は相田美穂とは全く似ていなかった。


こんなウソをついてまで金が欲しいのか?と怒りさえKENちゃんは感じた。




香子ちゃんは不細工だ・・。


KENちゃんはこの子だけはパスしようと思った。






香子ちゃんがにっこりとKENちゃんに笑いかけた。


「あんまり好みじゃないから3万円くれる?」






かっこよくなくてゴメンね・・とKENちゃんはむかついて来た。