碧いラフレシアの花 その555 家族 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


全く家庭的でない真帆とTAKAが家庭を作った。






不思議な事に


子供が出来てからのほうが2人は愛し合った。





真帆が育児休暇を取って連載休止中だったので


のんびりとお母さんやTAKAと一緒に子育てが出来た。




不思議なくらいTAKAは子供を可愛がった。





その頃から同じ事務所のアイドルにもTAKAは曲を個人クレジットで提供するようになった。



結局TAKAの印税は真帆の印税を大きく超えてしまった。




そのうち子供の為にマンションを売って新築の家を建てようと二人で話し合った。





その頃からTAKAがゴミ出しに出ると近所の人がTAKAに挨拶をしてくれるようになった。



TAKAのコンポーザーやプロデューサーとしての快進撃が始まった。




「真帆、やっと近所の奴らが、俺のことをジャンキー紐亭主じゃないと思ってくれるようになったぞ。地道に挨拶し続けるもんだ。無視されても、挨拶は基本だなぁー。真帆。」


真帆が苦笑しながら

「昔からのらりくらりしてたもんね、TAKAは。でも私って玉の輿に乗ってたんだね。最近やっと気がついたよ。」

と言った。