碧いラフレシアの花 その553 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


真帆が昔TAKAが住んでいた部屋に座って天井を見上げた。


シミがいっぱいある薄汚れた天井だった。



いつもTAKAに抱かれながらこの汚い天井を見上げた、若い頃を思い出した。



この部屋で処女じゃなくなったり

TAKAにピアスを開けてもらったり


どうしたらTAKAに愛してもらえるんだろうと

オドオドしていた

愛情乞食の

10代グルーピーだった自分を思い出した。





全く同じ部屋でTAKAの子供が

今では真帆のお腹を蹴飛ばしていた。





そう言えば最初にこの部屋に連れ込まれた時に

TAKAがお父さん何してるの?と真帆に聞いて

死んだと答えたら

TAKAは自分の家は離婚しているんだよと言った。



TAKAの所々が嘘だった。



何一つ知らない

綺麗なベースシストのお兄さんに

真帆は18歳の時に処女をあげて




26歳の時に

TAKAの子供を産む事になった。