碧いラフレシアの花 その541 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「あとKENちゃんが奥さんに暴力振るったって本当?」

「本当です。」

「浮気ばかりって本当?」

「本当です。」

「私と暮らしてる時はそんなことなかったのに・・。」



「ゆすったとか、相田美穂を騙したっていうのは、違います。所々が本当で所々が嘘です。」

「KENちゃんの彼女の幼稚園の先生はどうしてるの?」

「逃げちゃいました。もうKENちゃんも業界長いし一般人とは合わないと思います。KENちゃんが無職でアル中なので去りました。」


「KENちゃん、何か私について言っていた・・?」

「何も言っていません。すみません。もう関わらないほうが・・・。」

「ただ心配してるだけだよ。変な意味じゃないよ、私・・。」

「真帆さん、しっかりしてください。ちょっと入院先は教えたくないです。」

「私が好きだっていうのは伝えて。」

「ええ、伝えますが、おそろしいです。」

「別に何もないよ。」

「世間はそうは思いません。」

「世間なんかどうでもいいよ。」