碧いラフレシアの花 その533 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代




ディズニーランドで初めて世間のカップルの様なクリスマスを夫婦でした。



真帆はKENちゃんの事が頭から離れなかった。



これで永久に


KENちゃんは自分の人生から消えるのだろうな・・・


そう思った。



もし田中さんみたいにひょんな事で


数年後会ったら




もしそんな事が


あったら・・・。








「ねえ、本当にKENちゃん首なの?」

「あのね、多数決だからね。」

「冷たくない?」

「もう歌詞も思い出せないから床にテープで張ってる状態。前はテープ無しで風が吹いて散々。ベースだったらアンプの後ろに黒子でも置いて弾かせてもいいんだろうけど・・・まあ・・唄うたいは潰しが利かないね。」

「ずっと10年くらい歌ったんだから・・・。」

「あー、今は俺の作った歌を酔っ払いのオヤジのカラオケにしてくれるからね。真帆はポン中でもちゃんと仕事しただろ?俺はあそこまでだらしないと嫌だ。みんなで仲良く契約切れで無職ってオチも嫌なんだよ。」

「お願い・・。」

「みんなで餓死する前に間引きするんだよ・・・。ごめんね。マネージメントも全員いらないって・・。」






TAKAが何もなかったかのようにポップコーンを買いに行った。


真帆がTAKAを待ちながらまた涙ぐんだ。