「KENちゃん死んじゃうのかな・・・。」
真帆がまた涙を流した。
「何でクリスマスなのに昔の男で泣くんだよ。」
TAKAがむっとした。
「お前がポン中で死にそうな時にKENちゃんなんか首吊って死んだミス青山にさっさと乗りかえて、真帆はどう?・・とかなんか一切俺に聞かなかったぞ。近所でお前が死にそうな時に面倒見たのは俺だよな・・?」
それならそれでもいいと真帆は思った。
「可愛そう・・・なんていって体で慰めたりするんじゃねーぞ、真帆。変に関わるとお前も殴られて死ぬぞ。お前もポン中になった時あいつにボコられたんだろ?かなり気が短い、無職の男だぞ。」
別にそれならそれでもいいと思った。
それでもKENちゃんが生きていてくれるほうが嬉しかった。
「もうあいつの話はいいよ。早くディズニーランドに行こうよ。二人で楽しく生きようよぉー。」
真帆が涙ぐみながらかすかに笑った。
何となく・・・・
好きじゃない人と天国に行くよりは・・・・
好きな人と・・・
地獄に行くほうが・・・
そのほうがいいと
思った。