碧いラフレシアの花 その510 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「ごめん。そのほうが傷が浅くて済むんじゃないかと・・。」


「傷って?誰の傷??自分の傷の話し???」

真帆が怒り出した。


「でもあいつが医者の叔父さんのコネを使わなかったら、今頃キャリアも、命もなかったんだよ。真帆は。」

KENちゃんが小声で言った。


「もうぐちゃぐちゃになったら、KENちゃんの本当の元愛人さんの名前を私は喋るからね。」


KENちゃんが引きつった。


「最悪の場合はTAKAに2代目ボーカルを探してもらうから。KENちゃんはオーディションでTAKAが入れた最後の加入メンバーでしょ?」















KENちゃんはぼんやりと


マンションのお金も全部出すからただ一緒にいて欲しいと


自分に泣いてすがった昔の可愛い真帆を思い出した。