碧いラフレシアの花 その511 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



KENちゃんが無言になった。



「もう、それでもいいかな・・と思う時があるよ。大騒ぎになる前にさっさと引退してもいい。滅茶苦茶売れたあいつのファンに脅迫されそう・・。」

そう言いながらKENちゃんが悲しそうに笑った。



真帆はこんなに悲しそうなKENちゃんを見たことがなかった。




「別れた女房は半分キチガイみたいだし、真帆を訴えるとかゆするとかそういう事を言ってるし・・・。何かインネンをつけてきたら俺にすぐ電話して。」




「KENちゃん・・・。嫌なこと言ってごめんね。」


真帆が涙ぐんだ。




昔あんなに愛し合っていたのに・・・・


何でこんなことになったんだろう。



どうして別々の人生を


歩むことになったんだろう。






昔はKENちゃんさえいれば何もいらなかったのに・・・。