「大丈夫だよ。死なないよ。」
KENちゃんが面倒くさそうに言った。
「また、誰か見つけなよ。まだ20代でしょ?」
TAKAが慰めるように言った。
「もしあいつがつまらない事を喋って迷惑がかかったらごめん・・。」
KENちゃんがぼそっと言った。
「もうそうしたらそうしたでいいよ。考えてみればあいつの親戚の医者のおかげで真帆は命拾いしたんだもの。もともとうさんくさいもん、俺ら。ここまで引っ張ったのが宝クジに当たったみたいなもんかも。」
「うん・・。」
「あっという間に10年くらい過ぎたね。」
TAKAが昔を思い出すように言った。
「そうだね。思ったよりもずーっと続いたね。」
KENちゃんが言った。
「後悔してる?」
TAKAが苦笑しながら言った。
「いや。結婚は後悔してるけど・・。それ以外の事はこういう風にしかなれなかったと思う。」
「何でミス青山だったの?」
「真帆があーだったから、全く正反対の人がいいのかと思った。でもただ正反対の問題を持ち込んだだけで・・・。」
KENちゃんが悲しそうに言った。