「そういう風に裁判で言えよ。不貞と育児放棄で親権は無しだ。」
「不貞?自分はどうなの?育児放棄って?私は本当にあなたが怖かったのよ。学校に通ったのは沼田さんが励ましたからよ。一週間子供の面倒をみなかっただけで一生母親失格なの?あんたが何ヶ月もツアーに出て女とやりたい放題だったときずっと子供の面倒を見ていたわ。」
「誰のおかげで食っていたと思ってるんだよ。無職のデブのくせによ。」
「本当に何かあると嫌な性格が丸出しになるわね。あなたに頼らなくても私が何とか仕事をして、私の実家だって助けてくれるって言ってたわ。だから実家が専門学校代を出したのよ。あなたのお金なんかもう別にいらないわ。」
「お前はナマイキなんだよ。」
「似た様なものでしょ?あんたのB級バンドなんてあと何年契約が持つかしら?だいたいジャンキーのTAKAが曲書いて作ったバンドでしょ?等分に給料出たから食えてるだけで、あんたの才能なんかないでしょ。真帆だってもともとはTAKAのお古なんでしょ?」
「お前はどうなんだよ?そんなしょぼい唄うたいに乗っかったお前はなんなんだよ?」
「貧乏もおもしろいかなと思って結婚したのよ。私の大学の友達はみんな金持ちと結婚してハワイの免税店でブランドとか買ってるよ。私だけだよ、30近くで簿記なんかコブつきでやってるの。」
「じゃあ頑張って金持ちと再婚しろよ。なんか老けたし条件は悪くなったけどな。」
「あんたがヘマして妊娠させたからこんな事になったんでしょ?」