碧いラフレシアの花 その492 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



春の終わりごろKENちゃんの奥さんの外出が多くなった。


「専門学校の友達と食事に行く。」とか「専門学校の友達と飲み会がある。」とかそういう理由だった。


KENちゃんは専門学校の友達の本当の意味を知らなかった。


子供の面倒はKENちゃんや奥さんのお母さんが見ることが多くなった。



学校に行きだしてから奥さんの機嫌が良くなったので、KENちゃんもそれはそれでいいことではないかと思うようになった。


学費は奥さんの実家出しだし、前のようにKENちゃんのお金で痩せないエアロビをやられてヒステリーを起こされるよりはいいと思った。



気がついたら夫婦の間でずうっとセックスレスだった。





それでも奥さんの機嫌はずっと良くなった。



だから別にいいんだと


KENちゃんは思った。