碧いラフレシアの花 その483 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「あんまりしょぼい服だと一応客商売なんだから恥ずかしいよ。」

「うるさいわね。私のスーツだって1万5千円以下で買うわよ。それでも文句ある?」

「お前は業界にはいないからいいんだろうけど、俺は嫌だよ。」


奥さんがKENちゃんを睨みつけた。


「指輪も結婚式もなかったのよ、私は!」


「分かった。1万5千円くれよ。」


KENちゃんがふてくされて言った。


「痩せないエアロビ代で俺の金をドブに捨てたくせによ。」

KENちゃんがそう言った後、シマッタ!と思った。


奥さんが飲みかけのコーラのボトルを開けてKENちゃんの頭の上からコーラを降り注ぐようにしてかけた。


「もう、お前実家に帰れよっ!」

KENちゃんが奥さんを蹴飛ばした。