碧いラフレシアの花 その373 碧い春がやってきた | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


春になって「TAKUTOのハートに火をつけて」のアニメ第一回放送が始まった。


お母さんとTAKAと真帆がマンションで一緒に見た。




真帆は冬には死のうとしていた・・・。


春になったらまた全く同じ人生のメンバーで・・・・


人生の続きをしていた・・・・・。




TAKUTO君のライブハウスデビューの第一回放送で、TAKAちゃんキャラのTAKUTO君が・・・、パンク調縞々モヘアニットで登場した。

「あー、昔俺こういうの着てた。着てた。覚えてる。覚えてる。」

TAKAが思い出して笑い出した。



そういえばTAKAのボロイ、トタン張りの青い変な家に連れ込まれたのは・・・

5年前の春だった。



がっちり入った契約金で・・・

お母さんが初の海外旅行でハワイに行った。



それから1ヵ月後におもちゃメーカのTからTAKUTO君人形のサンプルが郵送されてきた。


2体あって

フリルのブラウスぶりぶりグラムバージョン・・と

限定販売ボンデージメッシュセクシー編だった。


2体とも・・・

・・・・しばらく何年かTVの上に立っていた・・・。