碧いラフレシアの花 その364 分岐点 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



TAKAが本気で怒り出した。


「みんなで犯罪に巻き込まれたんじゃないかとか、心配してたのに・・男がらみかよっ?!」


「家出してたときに出会ったんだよ。男が原因で出て行った訳じゃない。」



「警察とか出てきて大変だったんだよっ!」


真帆はTAKAを無視するように、「私のマンションだから出て行ってよ。今日は私が泊まるんだから。」と言った。



「一か月分の家賃俺が全部払ったのに追い出すのかよ。」

「半分払うから今日中に出て行ってよ。」

「どんなに俺が心配してたか分かる?やっと安心したと思ったら、追い出しかよ。」

「私の名義で借りてるんだから、あんたが出て行ってよ。」

「信じられない。いつからそんな女になったんだよ。」

「一緒に暮らしてる男に似て来るんだよ・・。」

「俺の知ってる真帆ではない・・・。」

「もう、どうでもいいから今日は出て行って。改めて引越しの段取りを電話で決めようよ。」

「お前、新しい男をこのマンションに招待するんだろっ?」

「違うよ・・。」