碧いラフレシアの花 その363 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



「出て行くって・・?え・・?別れるの・・・?」TAKAが聞いてきた。


「うん。私が借りたマンションだから、あんたが出て行ってね。」


真帆がマンションの中を見回したら、掃除もろくにしないで相変わらず酒ビンがゴロゴロしていた。


「ちょっと待ってよ。話し合おうよ。俺は別れるのは嫌だ。」

真帆が無視した。

「しんちゃんのアパートにでも行けば?同じ屋根の下なんか嫌。TAKAとは寝たくない。今日出て行かないならお母さんのアパートに私が行くから。」

「どうしてそうなるの???もうずっと前からお互い知ってるのに、全部終わらせちゃうの??」

「もう、全然好きじゃない。」

「謝るから。2度と浮気しないから。」

「浮気の問題じゃなくて、もう嫌なの・・。」

「おい・・ほかに男がいるのか・・?」

「うん・・。」

TAKAがむかっとした顔をした。