あるものすごく寒い夜に
吹雪の音が
窓の外で響く中で
松島さんが真帆を抱きながら
真帆について聞いてきた。
「真帆ちゃんって東京で何の仕事してたの・・?」
真帆はしばし考えた。
「あ・・・、嫌なら言わなくてもいいんだよ・・。」
松島さんが悪そうにもごもご言った。
「ちょっと変わった仕事で・・。」
「え・・、どういう風に変わっているの・・?」
「あ・・、少女漫画家で・・。」
「え・・、そうなの??」
松島さんが笑い出した。
「少女漫画って目がキラキラして・・・男とやったら・・あっ・・!とか言って朝になるやつでしょ・・?」
「あー、ちょっと作風は違うけど・・。まあ・・そんな感じ・・だね・・。」
「ねえ、それ、俺読みたい!」
「読まなくていいよ。恥ずかしいから。」
「絶対読みたい!」