碧いラフレシアの花 その343 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


27日の朝に青函連絡船に乗ることにした。


寒い空気が澄んだ朝だった。


建物の上の白い雪が太陽光に反射して眩しかった。









生まれて初めてこんな大きな船に乗った。



せっかくだから甲板の上に出てみた。



本当に刺すように寒かった。


太陽が眩しくて


波も空も綺麗な青なのに


氷の様に


空気が冷たかった。




碧い波がが船の周りで白く泡立つのを見ながら

真帆は思考が抜けていくのを感じた。




そのまま小走りに直進して


シルバーの手すりに足をかけた。


もう全てが面倒くさくなった。


このまま碧い海に落ちて


全部終わりにしたほうが



楽・・・。



ただ楽になりたい・・・。







目の前に碧い海が広がった。