碧いラフレシアの花 その340 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


真帆はそのまま夜行列車で北へ向かっていた。

なぜそうしたかは自分でも分からなかった。




夜行列車ならホテルを探さなくていいし


遠くへ行ける・・・・。




考えてみたら


この年まで


旅なんかした事はなかった。



仕事があったり

好きな男がいたり

23歳まで

一所懸命だったけど


急に何もいらなくなった。


本当に全部



いらなくなった。