碧いラフレシアの花 その333 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



「・・・ごめん・・。TAKAのことは嫌いじゃないよ・・。でもKENちゃんと別れてから一年くらいで・・・。色々あったし・・。すごく疲れてるの。先のことなんか自分でもよく分からないよ・・。」


「ねえ、KENちゃんの事まだ好きなの・・・。」


「う・・ん・・。ごめんね。一生好きだと思う・・。」




TAKAがけっという顔をした。


「今、一番俺のバンドで女癖が悪いのはKENちゃんだよ。浮気しまくりー。俺はインディー時代でそんなの飽きたもんね。遅く覚えた遊びほど何とか・・という奴だな・・。」

「私がポン中で馬鹿だったからKENちゃんがそうなったんだよ・・。KENちゃんは元々そういう人じゃなかった・・。」

「そんなの女の問題じゃないだろう~~。本人の問題だよー。俺は浮気してないもん。真帆ひとすじだもん。
おーい、KENちゃんが今俺のバンドで一番熱い男だぞー!」

そう言ってからTAKAがぎゃはは・・という感じで笑った。


真帆が泣き出した。


「TAKAのそういう性格が嫌なんだよ・・。」