その92 検閲でアクセス不可のお直し健全版 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

寒いの美味しそうにピンクのマックシェークをちゅうちゅう吸って飲んでる幸せそうな青い髪のKENちゃんを見て、何となく不安になった。

ここの所人生があんまりにも上下しすぎている。アップダウンが激しすぎる。

自分の会社の女子寮にいるような子はこんな男とは付き合わないだろう。

ついでに女手ひとつで育ててくれたお母さんに見せたら怒り狂いそうだ。

KENちゃんがへそにピアスをしているのは寝た時に気がついた。

KENちゃんは右耳にピアスの穴を3つ開けていた。

これはマズイかもしれない。

何気ない女の子の選択が・・・

人生を大きく変えてしまうことを真帆はまだ気がついていなかった。

真帆はまだ自分が一生若くて

一生恋し続けるような錯覚を持っていた。

KENちゃんもTAKAも真帆も永遠に若くて

永遠に生きるみたいに

愛し合った。


そしてそのコンセプトは

間違っていた。それには全く気がついていなかった。



急に田中さんを思い出した。

田中さんのお嫁さんになったら

安心して

高い服を着て

ゴルフして

ああいうマンションに住めて

毎日が日曜日っていうのは

真帆の年齢でもよく見えた。


田中さんは今度課長への昇進が決まったそうだ。同期180人の中で一番初めに課長になる出世頭だ。

真帆の生い立ちから見れば玉の輿だ。


どうする?どうする?

TAKAは愛していたけれど、この2人は愛していなかった。


これでいのかな?TAKAの亡骸を追うみたいに他のバンドメンバーと寝るのかな。

私、まともな人生送れるかな・・。