碧いラフレシアの花 その326 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代





その後、夕食を食べている時に真帆がやんわりとまたKENちゃんの事をTAKAに聞いてみた。


TAKAがあからさまに嫌な顔をした。







もうKENちゃんにはKENちゃんの人生があるんだ・・・。




KENちゃんの中では終わっていて


自分の中では終わっていない


そういう夢を


ちょっとだけ


3年だけ


見たのかな・・・・・。



真帆は悲しくなった。




あの時田中さんと付き合えば


普通の人生送れたのかな・・。


でもKENちゃんといれて幸せだったから・・・




こういうのもう・・・


自分じゃどうしようもないのかな・・・。





でも・・・TAKAといても虚しいよ・・。





「TAKA・・クリスマスどうする・・?」

「え・・。24日ってファンクラブ限定ギグがある・・。」

「そう・・・。」

「先寝てていいよ。多分遅くなる。」

「先に寝てるよ・・。」真帆が無機質に答えた。


冷たい空気が流れた。


「あ・・寝てるの起こす・・かも・・しれない・・。」TAKAが何か思いついたように言った。