真帆の母親は引っ越し先から何回も真帆に電話をかけてきた。
一回知った
甘い汁は
人間は忘れない
ものらしい・・・。
電話は全部TAKAに取らせる事にした。
真帆の母親はぎょっとした。
自分のポジションを
訳の分からない
ベース弾きに
盗られた・・・。
真帆の母親は何回も真帆のマンションに押し寄せた。
その度に
「母親を捨てて紐を飼っている!」
「借金は言い訳で紐と暮らしたいから、親を追い出した。あばずれ、親不孝。」
とか・・・ありとあらゆる事を言われた。
TAKAはそれでもひとかどの仕事をしてるんだよ・・・・
と内心思ったが
ヒステリックに怒る母親に
何もいう気になれなかった。
4年前の今頃
TAKAが死ぬほど好きで
妊娠していた。
今はTAKAと暮らしているけど
この空虚さは
何だろう?