碧いラフレシアの花 その318 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


真帆の母親は引っ越し先から何回も真帆に電話をかけてきた。


一回知った

甘い汁は

人間は忘れない

ものらしい・・・。



電話は全部TAKAに取らせる事にした。



真帆の母親はぎょっとした。



自分のポジションを

訳の分からない

ベース弾きに

盗られた・・・。



真帆の母親は何回も真帆のマンションに押し寄せた。

その度に

「母親を捨てて紐を飼っている!」

「借金は言い訳で紐と暮らしたいから、親を追い出した。あばずれ、親不孝。」


とか・・・ありとあらゆる事を言われた。


TAKAはそれでもひとかどの仕事をしてるんだよ・・・・


と内心思ったが


ヒステリックに怒る母親に

何もいう気になれなかった。





4年前の今頃

TAKAが死ぬほど好きで

妊娠していた。




今はTAKAと暮らしているけど

この空虚さは

何だろう?