碧いラフレシアの花 その315 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代




7月の初めに真帆は300万を返済し終わった。


あけぼのレディス・ローンの村田さんは最後に機嫌が良さそうに


「いい子だね。あんたは。あのお兄ちゃんもあんたみたいな子と付き合えてツイてるね。」


と真帆に言った。

















「借金、全額返したから・・。」


真帆がそうTAKAに言ったら、TAKAが凄く嬉しそうな顔をした。


「ねえ、真帆一緒に暮らそうよ・・。本当に感謝してるから・・。絶対に・・一生・・・大切にするから・・・。」

「それは・・ちょっと・・。」

「何で駄目なの?」

「お母さん無職だし、いきなり一人にはさせられないよ・・。」

「お前のお袋、他人の金で買い物して競馬してるだけだろう?置いて出て行けよ・・。」

「まだ決められない・・。」

「何でKENちゃんの時はお袋に反対されても一緒に暮らせたの・・?何で俺だと駄目な訳?」

「KENちゃんと暮らした時は・・私・・・10代だったんだよ・・。そういう勢いがもう・・自分には・・無いから・・。」

TAKAが不満そうな顔をした。




「別に今・・別れるつもりはないよね・・?」

TAKAが聞いてきた。

「TAKAの事は嫌いにはなれないよ・・。何でだか知らないけど・・。」

真帆が答えた。






そうだよ、この人ずっと長い事私の人生にいるんだよ。

何でだろう・・。

別れた後も、近所に住んでたり・・・。

何でだか知らないけど・・・。


真帆がぼおっとTAKAを見つめた。


何でだか知らないけど

同種の人だな・・と・・・。