田中さんは真帆が何故こうなったのか・・・
聞いてきた・・・。
田中さんには正直に話す事にした。
弁護士さんだし
役に立つ話もあるかと・・思った。
真帆はふと・・何故こうなったか・・
自分なりに・・・昔の自分を思い出した。
昔、TAKAがメジャーデビューの翌日にグルーピー上がりの真帆を雑巾のように捨てた後、真帆は田中さんと付き合うつもりだった。
田中さんと19歳のクリスマスを過ごすつもりだった。
KENちゃんとは一回寝たけれども、付き合うつもりはなかった。
それでもTAKAに未練たっぷりで
TAKAの周りをうろちょろしたくて・・・
同じバンドの美形メンバーのKENちゃんのオファーを受けた。
気がついたら人気少女漫画家になって
TAKAの馬鹿な母親の借金を返済するために・・・
こんな身売りが副業になった・・。
確かにこれは自分でも不思議な顛末だった。
「実は・・・彼氏のお母さんがレディスローンを踏み倒して逃げて・・。彼が借金を被って破産しそうだから・・・。こういう仕事をしてるの・・。」
真帆が恥ずかしそうに言った。