碧いラフレシアの花 その310 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

田中さんは真帆が何故こうなったのか・・・


聞いてきた・・・。


田中さんには正直に話す事にした。


弁護士さんだし


役に立つ話もあるかと・・思った。




真帆はふと・・何故こうなったか・・

自分なりに・・・昔の自分を思い出した。



昔、TAKAがメジャーデビューの翌日にグルーピー上がりの真帆を雑巾のように捨てた後、真帆は田中さんと付き合うつもりだった。

田中さんと19歳のクリスマスを過ごすつもりだった。

KENちゃんとは一回寝たけれども、付き合うつもりはなかった。

それでもTAKAに未練たっぷりで

TAKAの周りをうろちょろしたくて・・・

同じバンドの美形メンバーのKENちゃんのオファーを受けた。


気がついたら人気少女漫画家になって

TAKAの馬鹿な母親の借金を返済するために・・・

こんな身売りが副業になった・・。


確かにこれは自分でも不思議な顛末だった。




「実は・・・彼氏のお母さんがレディスローンを踏み倒して逃げて・・。彼が借金を被って破産しそうだから・・・。こういう仕事をしてるの・・。」

真帆が恥ずかしそうに言った。