碧いラフレシアの花 その307 真帆22歳の春 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代

春が来て、真帆は早苗の結婚式に出た。

早苗の23歳の誕生日の次の日だった。

化粧品会社の兄弟社長から貰ったシャネルのバックを下げて出た。



早苗のデザイン事務所の社員さんとか、早苗の親戚、早苗のお婿さんの親戚・・・司会・・・。


よくよく考えてみたら・・・


自分はこういう世界とは無縁で・・・


今TAKAと結婚しても

親戚を招待できるかどうかも

あやしい・・・

という・・・


自分とTAKAの特殊性に

今更のように気がついた・・・。



早苗の旦那さんは

4つ年上で

ちょっと変なパーマをかけていた。

おばさんのような

パンチパーマのような

不思議な

パーマだった。


これだったら


田中さんのほうが


ずっと金持ちそうだし


まだ見た目も


マシだ・・・


と・・・冷めた目で見たが・・・



自分には全くない

女の幸せを見せつけられた。



自分は結婚も

子供も

ナシだ・・・な・・・





急に孤独が押し寄せてきた・・・。