碧いラフレシアの花 その305 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



「もう・・疲れた・・。お母さんがこんな人だと思わなかった・・・。」

「追い出すの大変だから、ある日こっそり駆け落ちみたいに逃げたほうがいいんじゃないの?一緒に暮らそうよ。」

「ふらぁ・・と出かけてすぐに百貨店で帯とか作って来るんだよ。」

「お前よりもバカかもしれないぞ。お前は収入あるだけマシだろ。」

「もう漫画の仕事もキツイ。夜中に描いてると叫びだしたくなる。身売りもいや。もう・・いや・・。」

真帆が泣き始めた。

「お袋を捨てろ。」

「難しいと思う・・・。」




「ねえ・・何で・・俺とは暮らしてくれないの・・?」


「もう色々な事に疲れて・・・、このままでいいやって思うようになるんだよ。本当に疲れると・・・。」