また従業員が真帆をホテルに車で運んだ。
真帆はもう何も考えない事にした。
考えない事にしないと・・・・
とても・・・
やって行けなかった。
ホテルのドアを開けたら
ヴァレンタインの時の兄弟社長が笑いながら立っていた。
従業員が「領収書2倍切りますから・・。4時間後にロビーで待ってます。」と言いながら
逃げるように「ごゆっくり。」と言って去って行った。
「麗華ちゃん。君のおかげで東京出張が楽しくなったよ。」と弟のほうが微笑みながら言った。
部屋の中で真帆がコートを脱いだら
「4時間もあるからルームサービス頼んでいいからね。」と兄が言いながら真帆の肩に手を回した。
「ホワイトデーだから今日は優しくするからね。ちゃんと気持ちよくさせてあげるからね。」
そう言いながら兄のほうがキスしてきた。
「麗華ちゃん、先にシャワー浴びてきなよ。」
弟が真帆の手を引いてシャワールームに連れて行った。
弟がシャワールームで真帆のブラウスのボタンを外しながら
「麗華ちゃん、彼氏いるの・・?」と聞いてきた。
「うん・・。」真帆が答えた。