碧いラフレシアの花 その296 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代




バレンタインから1ヵ月がすぎた。


ホワイトデーにまたクラブから仕事が来た。


TAKAがホワイトデーに渡したい物があるから、アパートに来て・・と言った。



TAKAの事は嫌いではなかった。


でも愛してはいなかった。


この頃TAKAが優しい事には気がついていた。

昔のTAKAとは全然違って

真帆の機嫌をうかがっていた。


TAKAが真帆を想うほど

真帆はTAKAに対する想いが

失せた。


誰かが


誰かを好きになるとき


必ずしも


同じ様には


愛していなくて・・・



こういう風に終わるのか・・・・


真帆はもうTAKAとは別れていいと思っていた。




「仕事の帰りに寄るよ・・。」と真帆が電話で言ったら

「ごめんね。」と悲しそうにTAKAが答えた。