碧いラフレシアの花 その295 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代




TAKAとは疎遠になった。


真帆は借金はきちんと返した。サインしたので法的には真帆に返済責任があった。


実質上TAKAの借金を被った形になった。



一週間に一回くらいTAKAから電話があった。

真帆のほうからは電話はしなかった。



TAKAのほうは会いたがったが、真帆のほうは会いたくなかった。





そのうちに真帆の母親の浪費が激しくなっていった。


真帆の母親は、真帆がTAKAに貢いでいる事実を当然知らなかった。




またじりじりと追い詰められているような気がした。



扶養家族が二人いて・・・


吸い取られている気がした・・・。



どんなに稼いでも


真帆の手元には


いつも・・・何も・・・なかった。