碧いラフレシアの花 その265 あけぼのレディスローンの悲劇 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



正月の7日に真帆はまたTAKAに会いに行った。


TAKAが8年くらい初詣に行っていない・・・というので、真帆が初詣に連れて行った。



もう7日にもなると神社にはほとんど誰もいなかった。


おみくじを引いたら、TAKAが凶で真帆が大凶だった。



帰りの道すがら真帆がTAKAにサラ金の詳細について切り込んだ。




TAKAが淡々と事情を話し出した。


3年前にメジャーデビューした頃、疎遠だったTAKAの母親が岡山から数回上京してきた。

東京観光だと本人は言っていたが、観光がてらに都内のレディースローンからこっそり拝借したTAKAの保険証を使って借金していた。

6ヶ月前から本人が蒸発したので、そのレディースローンから取り立てが来ているという事だった。

利子が20%を超えているので、現在の負債は300万だという。