碧いラフレシアの花 その259真帆が泣いているのを近くの席に座っていた小さい男の子がびっくりした顔でじっと見ていた。真帆は一瞬19歳の時に流産して朝のゴミの日に出した赤ん坊の死体を思い出した。田中さんの子供かTAKAの子供かは自分にも分からなかった。その男の子の顔をぼんやりと見て多分一生自分は子供を産んだり育てたりすることはない・・・・と何となく思った・・・。大体何でTAKAに会いに行くのかもう自分でも何だか分からなかった。引越しの疲れが出たのか・・・眩暈がした。