碧いラフレシアの花 その259 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


真帆が泣いているのを近くの席に座っていた小さい男の子がびっくりした顔でじっと見ていた。


真帆は一瞬

19歳の時に流産して

朝のゴミの日に出した

赤ん坊の死体を

思い出した。


田中さんの子供かTAKAの子供かは自分にも分からなかった。


その男の子の顔をぼんやりと見て

多分一生

自分は子供を産んだり

育てたり

することは

ない・・・・


と何となく思った・・・。


大体何でTAKAに会いに行くのか

もう自分でも何だか分からなかった。





引越しの疲れが出たのか・・・眩暈がした。