碧いラフレシアの花 その258 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


真帆は逃げるようにして家を出た。

KENちゃんと別れてから心が休まった日なんかなかった。


このままお母さんと暮らすことが

いいことなのかどうか・・・

疑問になってきた。


電車の中でこれからの事を色々考えた。


このままお母さんと暮らして

漫画だけ描いて

人生終わるのかな・・・。


そういう風に考えると虚しくなった。


TAKAなんかと18歳の時に付き合わなければよかった。

漫画家なんかにならなければよかった。


そうすれば今よりも

普通の人生を

送れたかもしれないのに・・・。


もう少し

愛がある

普通の

何かが・・・

望めたはず

なのに・・・・・・・・・・・・・・・。




真帆の目から涙がこぼれた。