「もう疲れるから帰ってよ。」真帆が不機嫌になって言った。
「あのねー、真帆。真帆はKENちゃんと合わないよ。KENちゃんはヤンキー臭いけど、なんだかんだとちゃんとしたお宅の長男だし・・・うにゃうにゃした真帆とは合いませんから。」
「嫌な事ばっかり言う!帰れ!」
「だいたい真帆って元々俺のグルーピーなんかしていた子でしょ?ちょっと売れて金持ちになっても基本は俺みたいなもんだろ・・。だからポン中なんだな・・。」
「うるさいっ!お前なんかに言われたくないよ!帰れよっ!B級ロッカー!」
「KENちゃんだってB級ロッカーの俺の作った曲をカラオケにして歌って生きてるんだぞ~。B級ロッカーの俺のグルーピーだったくせによ。」
「本当に性格が悪いっ!ムカつく!もう早く別れて正解っ!」
「そんなに怒るなよー。」
「怒るよっ!いい加減にしてよっ!」
「でも言ってる事は事実だろうー。」
TAKAが馬鹿にしたように言った。
真帆が泣き出した。
「TAKAは・・どんなに私がKENちゃんの事を好きだったか・・知らないんだよ。TAKAみたいな人には分からないんだよ。TAKAなんかどの女とも続かないじゃんよぉ・・。」
真帆がそのまま床に泣いて崩れ落ちた。