碧いラフレシアの花 その218 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「もう疲れるから帰ってよ。」真帆が不機嫌になって言った。

「あのねー、真帆。真帆はKENちゃんと合わないよ。KENちゃんはヤンキー臭いけど、なんだかんだとちゃんとしたお宅の長男だし・・・うにゃうにゃした真帆とは合いませんから。」

「嫌な事ばっかり言う!帰れ!」

「だいたい真帆って元々俺のグルーピーなんかしていた子でしょ?ちょっと売れて金持ちになっても基本は俺みたいなもんだろ・・。だからポン中なんだな・・。」

「うるさいっ!お前なんかに言われたくないよ!帰れよっ!B級ロッカー!」

「KENちゃんだってB級ロッカーの俺の作った曲をカラオケにして歌って生きてるんだぞ~。B級ロッカーの俺のグルーピーだったくせによ。」

「本当に性格が悪いっ!ムカつく!もう早く別れて正解っ!」

「そんなに怒るなよー。」

「怒るよっ!いい加減にしてよっ!」



「でも言ってる事は事実だろうー。」

TAKAが馬鹿にしたように言った。


真帆が泣き出した。


「TAKAは・・どんなに私がKENちゃんの事を好きだったか・・知らないんだよ。TAKAみたいな人には分からないんだよ。TAKAなんかどの女とも続かないじゃんよぉ・・。」


真帆がそのまま床に泣いて崩れ落ちた。