碧いラフレシアの花 その202 KENちゃんとの別れ | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

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好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


「いい商品がありますよ・・。」

呉が他人に怪しまれないように言葉を選んで真帆に話しかけた。

「もう、お金が何もないのよ・・・。」

真帆が宙に浮いたような目つきで答えた。


「ちょっと車の中で話しませんか?」

呉が車のドアを開けて、真帆を中に入れた。

真帆が素直に助手席に座った。


「違う方法で払いませんか・・・?」

「違う方法・・?ツケ払い・・・?って事?」

「ツケなんか僕はしませんよ。みんな逃げますから・・。」

「私にクスリをディーラーとして売れっていう事??」

「そんな事しなくていいですよ。」

呉が冷たく笑った。


「これから・・。その・・僕と・・寝ませんか?クスリは先払いで5回分貴女にあげます。お金はいりません。」

「そ・・それは・・・。」

「これからクスリが切れると辛い・・と思いますよ。震えてきたりしませんか・・?」

「もぉ、やめてよ・・・。」


「付き合ってる男性にバレないようにホテルに行きませんか?僕の家じゃ怖いでしょうから・・。ホテル代は僕が払います。どうですか?」




真帆が力なくうなずいた。


「同居人が帰ってくるから・・早く終わらせて・・・お願い・・。」