碧いラフレシアの花 その193 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代


夏の終わりに真帆は実家の母親に会いに行った。

真帆のお母さんはKENちゃんについてもう激しくは反対していなかった。

それでも決して賛成だとか・・・

喜んでいる・・・・

とか・・・

そういう事では

なかった。



もうKENちゃんは真帆を養っていなかった。

真帆のキャリアのほうが

絶好調で

収入格差が激しくなったからだ。


今度マンションに一緒に引っ越す時

真帆のほうが多く払おうとしていた。


こういう点がお母さんと言い争いになった。


「KENちゃんがいてくれないと自分はやっていけないんだよ・・・。」

真帆が泣きながら言った。


その本当の意味が

お母さんには

分かる訳もなかった。