碧いラフレシアの花 その186 | 連載性春小説  碧いラフレシアの花

連載性春小説  碧いラフレシアの花

好きじゃない人と天国へ行くよりは


好きな人と地獄に行きたい


ある女の子の80年代



そのうち、B・Bのアルバムがもう一枚あわただしくリリースされた・・・。

そのうち一曲がシングルカットされて、それが学園もののドラマの主題歌になった。

スマッシュヒットで11位になって・・・

バンドはそこそこ売れていた。


TAKAはまだちんたらと気軽にアポなしで真帆とKENちゃんの家に上がって来た。

女と付き合うのは懲りたみたいで、特に新しい彼女の話しはもう聞かなかった。


TAKAは家に独りでいるのが苦手みたいな感じだった。

いつも落ち着きがないみたいで・・・

何か考え事をしてるみたいだった。


それが性格なのかクスリなのか・・・

真帆にはよく分からなかった。


KENちゃんは性欲が強いので・・・泊まりで酒で潰れているTAKAの横でも平気でセックスした。


TAKAが起きているのか寝ているのか・・・


もうどちらでも良かった。


12月になって


B・Bのメジャーデビュー2周年になった。




暗闇の中でKENちゃんが真帆にセックスしていて

TAKAが自分の布団からこっそり真帆のほうに片手を伸ばした。

真帆もTAKAのほうに片手を伸ばしてあげた。


薄明かりの中でTAKAがくれたルビーのピアスが

ぼんやりと赤く輝いていた。